ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2011年7月号
ビジョン心理学ナイトライト・ニューズレター 2011年7月号
翻訳:ビジョン心理学トレーナー 大空 夢湧子
「この瞬間だけが唯一存在している時間である。」 — 「奇跡のコース」より
7月中は人々が様々な理由で集まります。 そして最終的に統一と癒しの効果があります。 職場でも、家族の中でも、遊びの時にも友情が育まれるでしょう。 この時期には、ひとつにまとめてくれるものを目指すことです。 それにより関係者全員に利益がもたらされるからです。
亀裂が生じたならば、それも癒しをもたらすためのことです。 亀裂は自分の目的から逃げ出すための口実であり、 そうすることでかえって怖れが強まってしまいます。 事態がマイナスの方向に進展する前に、 一段上に「ステップ・アップ」して、 状況を救う新しいギフト(才能)の数々をもたらすことを怖れているのです。
今月はまた、人間関係から研究、家族、ビジネスなどのあらゆる分野において、 深い理解が新たに得られるでしょう。
7月は、「楽しい時間(グッド・タイムス)」と「グッド・タイミング」が一般的な傾向です。
日本の福島周辺の地域では、 災害に関する過去の悪いニュースがさらに出てくるか、 またはさらなるトラブルが起きるか、もしくはその両方になるでしょう。 集合的意識を変えるためには、愛と祈りと赦しと自分への赦しがさらに必要です。 ミラクルを求めてください! この惑星は、楽な誕生を迎えることができるはずです。 そのために私たちはここにいるのです。
今月は、自分の中で犠牲に投資している部分と、 自分自身や神と本当に一直線につながっている部分との間の 分裂が現れてくるでしょう。 今、目の前の務めに専念し、周囲の人たちのために献身的になっているときに、 インスピレーションと元気回復がやってくるでしょう。 さもなければ、犠牲によって、もしくは別の形でのエゴへの投資によって、 疲労困憊し落胆してしまうでしょう。
今月はとてもリラックスして過ごす人たちもいるでしょう。 一方で、それとバランスをとるように大変勤勉な人たちもいるでしょう。 また、少数ですが、リラクセーションと集中的な仕事を ひと月の間に交互に繰り返す人たちもいるでしょう。
第1週の癒しの課題は、「悪意のストーリー」です。 それは、自分の中や他者の中、あるいは状況の中に現れるかもしれません。 太古の昔からの魂のパターンを赦し手放すことができるめったにない機会です。 このような状況においては、 「これがある必要はない。私はこれの代わりに平和を持つことができるはずだ。」 という「奇跡のコース」からの文章が本当に助けになってくれます。 否定的なものはどのようなものであれ、 あなたへの「神の意志」ではあり得ないということを覚えていてください
第2週の課題は、第1週の課題と緊密につながっています。 「攻撃は別々ではない(攻撃は無差別である)。」(「奇跡のコース」より)。 これはエゴの土台となるすべての自己攻撃を捨てるように 私たちを動機づけています。 だれか一人を攻撃することは、みんなを攻撃することなのです。 他人に害を及ぼさないことは平和への鍵であり、 平和は愛と美しい人生のストーリーの土台です。
第3週は、明確さ、開放、誠実さをもたらしてくれるでしょう。 それによって「有効(効果的であること)」が現れてきます。 それにともない深い分ちあいや、解決の可能性が生まれます。 結果として自分のパワーが増加し成功が広がります。
第4週は「巡礼の元型(アーキタイプ)」が浮上してきます。 だれもが長い分離の旅の後で家路についているのだ、 と私たちは気づくのです。 私たちは今故郷に帰る途中であり、 がて、必ずや、スピリットや天国への道を見つけるでしょう。 今こそ、ひたすら家路につくことに専念するのに良い時なのです。
7月末の数日間と8月初めの3日間は、 一番のストレスの原因である「完璧主義」が残っている部分を見せてくれます。 絆が失われたことと、それにともなう怖れと不十分だという気持ちが 完璧主義の原因です。 自分の中の「こうであらねばならない」という思いを手放し、 もう一度絆を結ぶのに良い時です。 それによって現状を受け入れることができ、 ストレスの代わりにフロー(流れ)を経験できるでしょう。
みなさんが学びとその結果訪れるルネッサンスの 祝福に満ちたひと月を過ごされますように。
チャック・スペザーノ
ナイトライト・ニューズレター 2011年7月
カリブ海、セント・マーティン、セント・バーツ、アンギラにて