ビジョン心理学のメソッドとテクニック~表面意識、潜在意識、無意識レベルの層に働きかける③
ビジョン心理学のセミナーやトレーニングは、教育のためのプログラム・ワークショップと癒しを目的としたプロセス・タイプのものとのコンビネーションと言えます。多種多様なメソッドやテクニックを用いますが、その中の体験的な側面、変容を促す側面、また教育的な 側面が、個人やグループの変化、癒し、成長にそれぞれ大きな役割を果たすのです。ここではそうした主要なメソッドのいくつか簡単に説明するにとどめ、その他の多くは名称のみの紹介とします。
・手放す
ニーズ、執着、怖れ、浸り込み、恨みつらみ、批判、罪悪感、期待、コントロールなどを放棄するメソッドです。ビジョン心理学ではいろいろなテクニックを用い、手放すことをします。手放すたびに私たちは前に進め、もっとよいこと、真実が私たちの方にやってきます。手放すごとに、私たちと他の人との間にある分離を取り除き、自分自身との関係が癒されます。
・プロセスを読む
共時性を理解し、それを気づきに応用することです。あらゆることがつながっています。どんな小さなことでも、個人の人生のプロセスやグループで起きていること、また世界で起きていることの表れであり、小宇宙が大宇宙を反映しています。こうしたプロセスに気づいていると、岩や暗礁を避けながら、波に乗るのがうまくなります。プロセス・リーディングにはいろいろな方法があります。たとえば、グループ・マインドやそのグループのテーマをキャッチするためにフォーカス・パーソンを使ったり、状況の隠れたダイナミックスを教えてくれるカード選んだり、あるいは、ただその人やグループがどのようにセミナーの中で反応しているかを観察するなどです。
・ロール・プレイ
いろいろな場面で使われますが、ロール・プレイをすると、セミナーに参加していない人との関係で、問題を解消でき、関係を修復することができます。
・次のステップを踏む
このメソッドを使うと、問題はすべて次のステップヘの怖れがある結果だとわかります。前進すると決めて実際に足を一歩前に出すだけで、私たちを引き止め、前に進ませないようにしていた怖れを解消でき、それに伴い成功を楽しめるようになります。
・信頼
マインドのパワーをポジティブな方向に向けるということです。その時はどのように見えたとてしも、最終的な結果はポジティブに表れるだろうとわかっていることです。
・理解
痛みを溶かし、絆を修復する隠れた要素を明らかにするメソッドです。怖れ、誤解、喪失、愛されていないという感覚などを癒します。その人の理解が広がるよう、また見失ってしまった要素を見つけ、自由が得られるよう、様々な活用方法が考えられます。
・恩恵を使う
どんな状況でも、天の助けは与えられていると認識していることです。必要とされていることを簡単に達成するための変容のパワーを与えるべく、天の助けはいつ呼び出されてもオーケーです。
・その他のメソッドとテクニック
○受容
○助けを求める声に応える
○感謝
○霊的存在を招き入れる
○家族や人間関係の配置
○感情を感じる
○流れを見つける
○5つのなぜ?
○フォーカシング
○センターに入る
○ファンタジーに導かれる
○補償行為を癒す
○陰謀を癒す
○否定的な物語を癒す
○痛みの飲み込みを癒す
○個人の神話を癒す
○アストラル層を癒す
○統合
○問題の層ごとに癒す
○手放すためのテクニック
○レベルごとのメソッド
○目を閉じて行うプロセス
○つながる
○コミットメント
○夢を使って癒す
○エネルギー・ヒーリング
○悪魔払い
○ミラクル
○異次元ヒーリング
○前世療法
○カード・リーディング
○閉じた扉を再び開ける
○プロセスを読む
○身を任す
○真実の剣
○次のステップに進む
○10カウントエクササイズ
○変容のためのコミュニケーション
○仮面をはがす
○アーキタイプを癒す
○価値を与える
○意欲