レンシースペザーノからのメッセージ2017年12月29日
今年は驚きと祝福に満ちた一年でした! ある意味チャレンジが多かったけれど、びっくりするようなご褒美も数々ありました。 今秋のワークで起こった進化─心的外傷後ストレス障害(PTSD)を癒す力とハイクラウンチャクラの解放─について皆さんにお知らせするために、この投稿をします。 今年は年間を通じて“ジョイニング”に新しい深いメソッドが開発された年だった・・・とつくづく感じています。(例えば、二元性を崩壊させることにより問題を癒す道を見つけ、それがさらに発展してキリスト意識へ進化するとか・・)
10月のハワイ島のワイコロア・リゾートでのアプレンティスで起こった、最新鋭の出来事は、ついにPTSDを癒せたという体験でした。 私はPSTDが癒されるのは錯覚のような感じがずっとしていましたが、その理由が分かりました。 これを癒すには、シャーマンが多次元に散らばった魂の破片を回復させるような力が必要だったのです。
私達の魂はトラウマ的な体験を通してバラバラに砕け散り、その事で人生から引き離されるのです。
この展開がとても素晴らしいのは、私達がPTSDによってどれほど傷ついているのか分かってきたことです。例えば、12月のアプレンティスでは私自身が子供時代の大きなPTSDを癒しました。このようなワークができる能力が開発できたのは、10月に私が何かを癒せたからだと思います。1月のトレーナーコンファレンス後には各トレーナー達が、これをセミナーやセッションで出来るようになるでしょう。これから、この画期的な新しいレベルのヒーリングがどのように開花したかというお話をしますね。
10月のハワイ島ワイコロアリゾートで行った10日間のアプレンティスシップ・トレーニング最後のセッションでは、カードでフォーカスパーソンが選ばれました。彼は経験豊富な生徒なので、簡単にセミナーを“締めくくる”だろうと期待していました。彼は簡単に問題を癒せる生徒であると知っていたし、瞬時にミラクルに行けるだろうと思っていました。プログラムの卒業式の軽食が準備される前に、セミナーが終わっちゃったらどうしようと・・そんな考えが頭をよぎったほどでした。 彼が公にした問題は、暴力的で権威的な父との対立、ティーンエージャー時期の反抗についてでした。彼は父親に階段の踊り場に突き落とされて足を折ったりしましたが、もっとも恐ろしい記憶は、父親の暴力に対抗するために包丁を取り出したということでした。この問題はとても大きいものでしたが、この上級生徒なら短時間でそれを癒せると思いました。そして3時間半後、ついに彼はミラクルに到達し、私達はお互いの腕の中に崩れ落ちて、しばらくの間、苦しみから解放された身体を泣かせてあげたのです。 ミラクルが起きましたが、私の知る限りでは初めて、ブリスの形ではなく、解放による安堵で終わりました。これは過去にPOVで開発してきたジョイニングとは異質の癒しでした。
この新しいヒーリングのプロセスは一体何だったのかを把握するには2~3日かかりましたが、その後もこれに関する体験が続きました。このブレークスルー以来、あらゆるセミナー、ウェビナー、セッションで、自動的にこのヒーリングの流れになるので、これが私達に最も必要とされている大きな癒しだということが分かります。これは深い感情的な傷によって失われた魂のかけらを回復するためには、その問題を霊的に、そして心理的に解消するしかないのだという感じです。そして今、あまりの衝撃と苦痛に圧倒された時に現実から逃げてしまった私達の魂を、再統合することができるのです。
魂を復活するワークは、トラウマによって砕けた魂の破片を意識的に取り戻すプロセスによって行います。気づきが進むにしたがって、魂の欠片が編み合わされて、それが肉体に戻り、同時に神秘体のシステムに戻ってきます。こうして亀裂が修繕されて、全体が統合されるのです。このプロセスは又、私達のシステムの切れ目から入り込む邪悪なアストラルの攻撃エネルギーを除去します。ですから修復プロセスが完了するとミラクルが起こり、解放感と感謝で肉体が泣きむせぶのです。大きなPTSDの癒しが起こった人は、魂の破片が肉体と現実に統合されるまでの1週間ほど、迷走感覚、混乱、めまいなどに見舞われますが、その部分は子どもの頃から今まで、意識を向けられることがなかったからなのです。
このプロセスのパイオニアであるフォーカスの方から、セミナー後に以下のフィードバックが届きました。
“レンシー!あなたは核心をつかんだと思います!トラウマが自分の一部になってしまったことで、身体から抜け出てしまっていた。それを取り戻すために感情を感じながら、真から統合して、自分という存在の旗を立てる・・・そんな感じでした。 あのプロセス後、1週間ほど分離感がありましたが、今は驚くほど繋がりを感じ、パワフルで統合されています。
あなたが私にしたことは、自分の神秘体を本来のものに統合させるプロセスだったと感じています。プロセス後に体験したことを以下に追記します。
肉体面:非常に大きなエネルギーを心臓に感じて、しばらくめまいがした。まるで胸が張り裂けて心臓が身体から飛び出してしまうような感じ。すごいエネルギー!これは多分、全面的に身体の中に居るという感覚に慣れるためだと思う。
精神面・感情面:以前より、自分自身のエネルギーや周りとの境界が意識できるようになっているように感じる。前ほど他人の感情に捕まらなくなった感じ。自分がセンターにいることで、他人もそのままにしておけるようになった。私の意図や集中力は天井知らずに高まっている気がします。私達がどれだけマトリックス(仮想現実)の中にいるのかを認識しています。ハワイ島の帰り、最初のフライトで“My Cousin Rachel”(原作名「レイチェル」、日本公開未定)という映画を観ました。
その後に乗り継いだ機内で隣に座ったのは、なんと主人公の男性を演じていた俳優でした!それ以来、こっそりと実験をしています。感情が何かのシンボル的なものを感じたら、そのシンボルがどのように表れるかを待つ実験です。創造性への情熱が高まっています。
スピリチュアル面:とてもサポートをされている感じです。流れに乗って、偉大な愛の瞬きを体験しています。世界に恋に落ちた感じです。自分の目的に向かって、後押しされています。オーストラリアで交渉中の120万㎡の牧場の(自分の目的と深い縁がある、コミュニティのための場所という感じ)契約が数日中にまとまって、自分の旗を立てられるよう祈っているところです。 愛と感謝をこめて。“
次のPTSDヒーリングは、トレーナーのウェビナー中、あるトレーナーに行われました。この時もミラクルに達するまで3時間半を要しました。それ以来、欠片を編み合わせるプロセス完了にかかる時間は短くなっています。今月、トレーナーへの個人セッション中、マスタートレーナーの弘美さんはPTSDヒーリングを30分で完了することができました(ワークは更に短時間でできるようになると思います。)そのセッションのフィードバックが彼女から届きました。
“親愛なるレンシーへ
お元気ですか?家族との団らんを楽しんでらっしゃいますか?
あなたのセッションで私が受け取ったのは偉大なる愛でした。私は自分が知り尽くされ、理解され、愛されていることを感じました。
この癒しは身体的体験から始まりました。肉体が解放に泣き、そして感情的解放、霊的解放というように続いていった感じがしました。
そしてすぐに私の体験と同じプロセスを、私の生徒がセミナー中に通過しました。
とても、とてもパワフルでした。あなたが私に言ってくれた、自分を批判しない、プロセスを信頼するという言葉も、とても助けになりました。
何千回もありがとうと言いたいです。愛しています!“
私はビジョン心理学の女性性ワークが、このような進化の段階に来た事に驚きを隠せません。何年もかけて、感情体、精神(メンタル)体、霊体へのワークを行ってきましたが、まさかジョイニングによって、肉体も含めた完全性への統合を完了できるとは想像していませんでした。まあ、理にかなっているし、いろいろなことが統合されて完了していくのですね。
私は2月のマスタリープログラムが楽しみでなりません! 毎年楽しみにしているセミナーで、自分自身のヒーリングも沢山行っています。しかも今回の参加人数は新記録です!創設以来のメンバーが毎年参加しますし、みんなのマインドを1つにして繊細かつ至福なレベルのワークを行います。4月のアプレンティスは満席、という事はPOVはどうやら活発に機能しているようですね。(笑) そしてトレーナーコンファレンスは、かつてないほど恩恵に満ちて楽しいものになると期待しています。
次回は、12月のアプレンティスの最後に開かれたハイクラウンチャクラのことをご紹介します。これはすぐに、500名を超えるASKの生徒にダウンロードしました。
では次回まで・・・どうぞ祝福に満ちた2018年をお迎えください!あなたのパートナーシップに深い親密感がもたらされますように。そしてレッスンを苦労なく、楽に学ばれますように祈っています。
愛をいっぱいこめて
レンシー・スぺザーノ
翻訳 伊藤ゆき 栗原弘美