出来事のうらにある恩恵に気づきましょう
2022年04月10日(日)
栗原弘美です。
ある方がコロナに罹患されたことをお話くださいました。
特に症状はなく、在宅勤務で仕事をされています。
これまで会社に在宅勤務をする設備が整っていなかったため
これを機に在宅勤務ができるよう、会社はシステムを整えていくそうです。
また罹患されたことでご自身の妹さんと連絡をとるようになり、
ご本人は感謝を感じていらっしゃいました。
私はその方に、隔離期間にしたいことはなんですか?と質問したところ、
・睡眠時間がずっと短かったので、たくさん寝たい
・なかなか掃除ができなかったので、部屋をきれいにしたい
とのことでした。
たくさん休息をとって、居心地のいい空間をつくってください。
温かく迎えてくれて、出がけには力づけてもらえるようなお家になることを
願っていますーとお伝えしました。
コロナ罹患というとても大変なことが起こったように感じますが、
幸い症状が出ていないこと、在宅勤務のシステムが整うこと、
家族とのつながりが取り戻せたこと、日頃できないことができること、
とその方にとってたくさんの恩恵があります。
問題や困難な状況にあるときでも、感謝の気持ちを持つことにより、
隠された恩恵に気づくことができるのです。