ありのまま
栗原弘美です。
先日ご相談くださった経営者のかたが、その後、気づいたことを分かち合ってくださいました。
(その時のお話はこちらのブログをお読みくださいね。
『今ここにいること』https://www.vdi.co.jp/20210803-2/)
「過去を思い出して後悔し、いくらセミナーを受けても変わらない。
ずっとそう思って苦しんでいました。
先日、車を運転していたら、ふと『何を思ってもいいじゃないか』という声が聞こえてきました。
たくさんセミナーを受けても、ネガティブな感情を感じるし、ネガティブな判断をするし、ネガティブな否定もする。
私は今こんな感情を感じている、それでいいのではないかと思えるようになりました。
私は特に批判が強い傾向にありますが、批判が出てきたら、
こういうことで私は批判をしてしまう、それでいいのではないか。
うかんだ感情をただそのまま感じる。
いつまでたっても変わらない、もう無理かもしれない、はただの思考であり、このただの思考を相手にしすぎていました。
今は、思考と感情から自由になって、すごく楽になりました。」
このように語ってくださいました。
おきていることを、ただそのままに体験する。
どうしてこんなにシンプルなことに私たちは気がつかなかったのでしょう。
私たちは、ものごとをすぐに複雑にして、エゴの迷路に迷い込んでしまいます。
その夢から目覚めたら、とてもシンプルなのです。
良くも悪くも、私たちはいろいろな感情を感じたり、思いを巡らせたりしてしまうものです。
苦しいと感じているのは、今まで押し込めたものが表面化しているだけかもしれません。批判があるからかもしれません。
そして、受け入れない限り、苦しみは永遠に続いていきます。
ただ感じて受け入れて、自由になりましょう。