デッドゾーンの先にいくには
デッドゾーン。
この場所は、死のゾーンと呼ばれ、人は役割にはまり、忙しく、燃え尽きています。こころの中にぽっかり穴があいたようで、やってもやっても満たされません。
こんにちは。ビジョン心理学マスタートレーナー栗原英彰です。
意識の成長を表しているビジョン心理学の三角形モデルに、自立のステージの最終段階に「デッドゾーン」という段階があります。
ここでは、夫婦関係や家族関係の課題が浮き彫りになっているにもかかわらず、解決策が見つからず、人生はこんなものかもしれないと、どこかであきらめてしまっています。
何でも一人で抱え込み、先が見えないような感覚に陥るため、もう死ぬしかないのではと自殺してしまうケースさえあります。まさにデッドゾーンなのです。
しかし、ここが人生のゴールではなくもっと先があるということをビジョン心理学の三角形モデルでは示しています。
デッドゾーンを超えて、先に進むとどのようになるのでしょうか
◎自己価値があがる
「自分は成功しているから素晴らしい」「自分は〇〇を持っているから価値がある」というところから、ただありのままの自分の価値を認めることができるようになります。
◎無邪気になる
罪悪感が減り、自分の無実さを認識します。ラクになります。
◎愛され上手になる
自立しているときは人から愛されることを負担に感じ、愛されることが苦手です。自分から誰かを愛することはよくても、自分が愛されることがダメなのです。デッドゾーンを癒すと自分自身が愛すべき存在であることがわかり、愛されることに慣れてきます。
◎ バランスが取れる
「仕事と家庭」「成功と安らぎ」など極端に偏りがちだったところも、自然にバランスが取れるようになってきます。
そして先に進めば進むほど人生がどんどんシンプルになり、簡単に成功や豊かさを受け取れるようになります。
もし、あなたが人生に行き詰まっていたとしたら、それはデッドゾーンの段階にいるかもしれません。今日はその先がある、ということをぜひ覚えておいてください。
そして、デッドゾーンを超えて、その先に行ってみたいという意欲を持つことができたとしたら、やがて相互依存への道が見えてきます。